キラー・インサイド・ミーをなぜ良いと思ったのか
本当のオールタイムベストとは
映画好きなら誰しも、「オレ映画ベスト」を考えると思います。
ただ、私の場合何度も同じ映画を観直すことが少ないため、あの瞬間は最高!と思っていても、いざ観直すと、「あれ?こんな映画だっけ?」や「あんま良くないよなあ」と思うことがあります。
それは当然のことで、その瞬間の自分の心境や、仕事やその他諸々周辺を取りまく環境、劇場で観たかどうかも大きく影響していく。
食後に観たがために、映画の内容とは関係なく、眠ってしまったという経験も多くあります(なので、最近は映画観る前にご飯食べません)。
そこで、昔面白いと思った映画が、今も面白ければ、オレオールタイムベストと認定して良いと思います。
しかしながら、過去に最高!と思った映画を観直して、全然良くなかったらそれも寂しいなと思うわけで、、そんな面倒くさい心境でキラー・インサイド・ミーを観ました。
キラー・インサイド・ミーをなぜ良いと思ったのか
映画の趣味は年々柔らかくなってきたようで、ホラーや刺激的な内容の映画は減り、アクションやコメディなど、割りとリラックスできる映画が増えてきているように思います。
そのため、あのときなぜ、キラー・インサイド・ミーを良いと思ったのかわかりません。
なので、見直しましたという話。
前置き長すぎ。
良かったけど、オールタイムベストではなかった
ケイシー・アフレックの気怠い感じが好きで、ジェシカ・アルバのケツぱちんぱちんもエロイし、メンタリストのあの人も出ているしで、見どころ満載。
だけど、今の生涯10本に入るかというと、そんなことはなさそう。
たぶん、暴力的な何かに魅力を感じた時期なのでしょう。
何らかの不満やらモヤモヤを閉じ込めていて、それがじくじくと表に滲み出ていき、最終的には隠そうもせず、全てを破壊したい……とそこまで思っていたかは別として、共感する何かを感じたことは間違いない。
…と、書き始めたら何か思い出せるかと思ったけれど、結局何が刺さったのかわかりませんでした。
結論としては、あのとき最高と思った映画をわざわざ蒸し返して観直す必要はないと思いました。