猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー) 評価:A
TOHOシネマズのフリーパスポート
朝一の上映とあってか、それとも雨のせいか、その両方か。
TOHOシネマズ新宿10:30字幕版2Dの回は、人少な目。
狙いすまして、両脇が空いている中央後方の席へ。
いきなり余談だが、TOHOシネマズのマイル(ポイントだっけ?)が6,000まで貯まったので、年内に1ヶ月無料パスポートをゲットできる。
だが、確かパスポート利用の場合、ネットで予約できない。
「劇場行って、席空いてるか確かめるなんて、そんな暇なやつしか使えない特典なの?」
ネットでチケット予約が当たり前のこのご時世、このルール何とかならんのかと、疑念というかもやもやが再発した次第。
普通にチケット予約できなくても、ちょっと見づらい席だけ予約できるとか、数時間前なら予約できるとか、もうちょっと工夫できないもんですかね。。
ちなみに、前回パスポートを取った時は、取得時の1回と、そのあとの2回……計2回しか使っていない。
全くパスポートを活かせなかった!(でもその時は、ネット予約ができないこととは、あまり関係していなかった気がする…)
で、いきなり長くなったが、パスポートを使うときは朝一を狙うのが良さそう。
もちろん、Webで空席を確認してから、少し早めに行って良席を取っておく。
今年はこれで試してみよう。
だけど、当日窓口ルールは何とかしてほしい。
今年の映画、面白いの多すぎないですか?
猿の惑星リブートの最終章(らしい。知らないで観に行った)。
過去作品もオンタイムで見ていたので、コバとか息子とか、重要人物の名前やら関係性は把握した上での鑑賞。
話は簡単で、人間と猿が争っていて、そもそも人間と戦うハメになったのは、コバという同胞のせいで……というところから入っていく。
前作、前々作は観ていなくても、話がわからないことはない。
だが、シーザーの葛藤やら何やらっていう感情を理解するには、未見の方はチェックしておいた方が良いかも。
シーザーが戦う理由、戦いたくない理由がわかり、よりぐさりと胸をえぐられる。
さて、ストーリーを一つ一つ追っていくのも面倒なので、「シリーズを観ている人は必ず観るべし」または「シリーズ未見の人は、1作目だけでも観てみるべし。面白かったら、2作目観て、本作観るころには涙でぐしゃぐしゃになっている」だ。
とにかく面白い。
復讐とは、戦争とは、人間とは、猿とは……を考えさせられる強烈なストーリー。
最後のシーザーの選択に、ぐっと来たのは言うまでもない。。
これって、THE ORIGINで感じたことと同じだ
機動戦士ガンダムを、恥ずかしながら一年前くらいにAmazonで全話見たのだが、そのあとにTHE ORIGINも見た。
この時感じた感情が、今回の猿の惑星と全く同じだった。
オリジナル版は、猿が人間を侵略している。人間からすると、猿ふざけんな、だ。
だが、反対(猿)の視点からすると、人間ふざけんな、なのだ。
地球連邦軍の視点と、ジオン軍の視点がぐるっと入れ替わって観させられたTHE ORIGINと感じ入る部分は同じ。
どっちが良いとか悪いとかではなく、どちらにとっても、我がとこが正義なのだ。
ハクソーリッジ、ダンケルクもそうだが、こういう映画を観て、誰が戦争しようと思うんだ、と思う。
戦争したい人は、映画を観なさい。