ジャスティス・リーグ 評価:B
大道ヒーローモノ
試合から一週間経ちましたが、さすがに今週くらいは休むかと、ジムに行かずスーツを買ったり映画を観たり。
ITやらマイティソーやら宿題が溜まっていますが、とりあえずジャスティス・リーグを鑑賞。
どうしてもマーベルのアベンジャーズと比較してしまいますが、そういう観点からいくと、ライトでとても見やすい内容でした。
マーベルの方は、「ヒーローとは」「正義とは」というテーマで、結構重くなり勝ちなのですが、ジャスティス・リーグはストレートで軽快。
悪いやつやっつける、迷いなし、それだけ(多少迷いはあるけど)。
アクアマン、フラッシュ、サイボーグは初登場なこともあり、キャラの掘り下げは浅めだが、アクアマンは単独作品も計画されているようで、これからより広がりが見られることは間違いなし。
DCも良いんじゃない!というインパクトは充分与えられたのではないでしょうか(なぜか偉そう)。
冗談のセンス
これは、私の肌に合うかどうかだけなので、実際に観られた方の中には気にならない方もいたかと思います。
冗談のセンス、テンポがあまり良くなかったです。。
いや、面白いことをやっているのはわかるのですが、面白いと感じない、クスリとしてしまうことがありませんでした。
私だから、もしくは日本人だから理解できない冗談もあるのでしょう。
「いやー、今面白いことやってるんだろうけどなー、いやー、ちょっと笑うタイミングだったかー」て感じです。
なんか惜しいなと。
ここでもワンダーウーマン
本作も、バットマンVSスーパーマンで持っていたように、ワンダーウーマンの存在感が輝いていました。
ワンダーウーマン単独作ヒットで強烈な印象を与えたことにも起因しているかと思いますが、それにしても、この神々しさ……。
ガル様/ワンダーウーマンを観られただけでも、1,800円の価値はありました。
冒頭に、各キャラクターの登場シーンがあるのですが、あの音楽の入り方……。
あの登場シーンで、ウオオオオーと雄たけびを上げたくなる盛り上がりが生まれるのは、単独作の記憶が新しいからでしょう。
なんか、ずっと見ていたくなるキャラクターです。
素晴らしい。
最後にフラッシュ。彼は…
エズラ・ミラーと言えば、何と言っても『少年は残酷な弓を射る』でしょう。
こわーい少年のあの目つきで震えあがった人も多いかと思います。
そんな彼が、今回は庶民派ヒョウキンモノキャラ。
お笑い担当と言っても良いです。ピリついた空気を和ませるのが彼の役目でした。
ある程度大人でそれなりに暗い過去なんかを抱えている他のメンバーに比べて、軽快で楽しい雰囲気を醸し出してくれる重要なメンバーです。
彼自身も父親のこととかで結構大変なんでしょうけれど、まわりのメンバーにはそれを感じさせない陽気さ。
今回、弓は使いませんので、ご安心くださいませ。
総括
途中からオシッコを我慢していたことと関係があるかわかりませんが、主役キャラ大集合なのに話はシンプルにまとまっていて見やすい映画でした(たぶん関係ない)。
そのぶん、というかマーベルで重いテーマをぶつけられ慣れていたせいか、ちょっと軽く感じたのも事実。
でも、マーベルよりこっちの方が好きという人も多そう。
空前のアメコミヒーローブームはまだまだ止まりません。