くんぺいのブログ

映画の話を中心に31歳サラリーマンが思うあれやこれや。結局、書くこと決まってないです。

キックボクシングってパンチして良いんですか?という質問

結構多いです

「キックボクシングってパンチして良いんですか?」という質問は、特に女性が多いですが、男性からもあります。

コンパなんかで、別にモテたくて言ってるわけではなく、何となく話のとっかかりとして良いかなと思い、キックボクシングが趣味と言うことにしています。

そこで、必ず女性から上がる質問。

不思議なモノで、K-1というと何となく想像がつくようです。

なので、これはキックボクシング教養の底上げを図るべく(誰得)、それぞれのルールの違い等、簡単に説明します。

 

まずはK-1

わかりやすいものから、説明します。

K-1は、ご存知魔裟斗らが活躍していた舞台。

今は「新生K-1」と名を変えて開催しておりますが、ルールはおおよそ同じ。

パンチ+キック。すごくシンプルです。

が、これから説明するキックボクシングやムエタイと大きく違うところは、「相手を掴むという行為が反則になる」という点。

パンチ、キック、膝蹴りまでは同じですが、掴んでの同攻撃に関してはNG。かなり厳しく反則を取られます。

しかし、キックボクシングで伝わらなくとも、K-1と言ったら伝わるって、結構凄いなK-1て……。

 

続いてキックボクシング

新生K-1が始まってからよく聞かれるようになりましたが、「K-1はキックボクシングではないと言い切っている」とのこと。

K-1の側から、「K-1はキックボクシングじゃないんで」と発信している。

では、キックボクシングとは。

K-1で認められる攻撃に加え、掴んだ状態での攻撃(パンチ、キックいずれも)が可能で、場合によっては肘もある(これは後述のムエタイに近いルール)。

ルールによってこのあたりの微妙なラインが存在するため、日本のリングには、「K-1よりのルール」と「ムエタイよりのルール」が存在します。

ルールによって、掴みが3秒まで可能とか、掴んだままでも攻撃していればブレイク(レフェリーが選手同士を引き離さない)をしないといった団体によって微妙に異なります。

K-1でもムエタイでもなく、日本的な立ち位置の競技」と言うと良いでしょうか。

いや、これが正しいかわかりませんが、何となくそんな印象。

 

最後にムエタイ

正直あまり詳しくないのですが、肘ありのキックボクシングと大きく異なる点としては、様式美というか技術面が評価される競技なのではと思います。

特に判定は、K-1のようにパンチでごりごり攻める選手への評価とは異なり、脚で相手の攻撃をブロックしたり、相手を転ばせたりすることで、芸術的な点数が加えられる。

つまり、それを積み重ねることで採点が有利になる。

K-1がこのムエタイから一番距離を置く理由は、「芸術よりもアグレッシブにぼこぼこぶん殴れや」というメッセージ性、エンターテイメント性を追求したからだと思われる。

これ以上深くなると、怖い人たちが出てきて、「素人が語ってんじゃねえ、この××××××野郎!」とか言われるので、このへんで。

 

少しは底上げ出来ただろうか(もう一度誰得)。